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サーデック加工の説明(金属用)
サーデックは炭酸ガスレーザー機で、金属の表面に黒色のエッチング加工を施す特殊な薬剤です。
従来は炭酸ガスレーザーでの金属へのエッチングは出来ませんでしたが、サーデックを使い比較的簡便に
金属へ黒色エッチングが出来るようになりました。
よい結果を得るためには、サーデックの使用方法とレーザー加工機の出力設定を適切に行う必要があります。
下記の説明を参考にして、必ずご自分で納得がいくまで、実験加工をし作業のコツを掴むようにして下さい。
この説明はあくまでも、作業の参考資料です。加工結果を保証する事も、個別に作業指導をする事も出来ませんのでご承知下さい。

●加工素材の寸法を計り、加工素材を固定する治具を作るために、作画ソフト上に治具の位置を切断線で書き込みます。

●治具の素材は、厚手のアクリル板、シナベニア等が適当でしょう。ズレないようにテープなどでテーブルに固定して下さい。

●型の切断線は、加工素材の加工位置でもありますので、型の切断が終わったら、位置がズレないように、オブジェクトのロックをかけて下さい。

用意する物は、サーデックと刷毛を洗ったり、サーデックを軟らかくするためのアセトンです。 刷毛で万遍なく均一な厚みで塗って下さい。慣れるとうまくいきます。
アセトンは理化学材料店で購入できます。
エッチングする部分より少し大きな面積に塗ります。
マスキングテープで範囲を決めると、サーデックの節約になります。
スプレータイプのサーデックもありますが、小面積への塗装には不向きです。
広い範囲に均一に塗装する場合には便利です。
型に加工素材をはめ込みます。
必要な場合はさらにテープなどで固定して下さい。

●型の切断線が加工物を置く位置なので、エッチングする図柄の位置が正確に知る事ができます。
●エッチングは、作画線よりも太くなりますので、細線や細フォントから試して下さい。
●大きな字体と小さな字体は加工条件が異なりますので、色分け作画をして加工時のレーザー出力設定を変える必要があります。 

小さな字柄は強く加工します。小さい面積は加工熱エネルギーが小さくなるためです。
具体的には、レーザー出力を上げるか、加工スピードを下げます。
●上のような横幅が狭い縦書の加工は、モーターの動きにズレが出やすいので、左右に、捨ての縦図形をおいて、加工範囲を広くして下さい。
その場合アクリルの上に、保護用のアルミ小片などを左右の捨て加工面において下さい。 
●レーザー出力の設定。レーザーマンA3-60Wでの参考値。(チタン製印鑑)
出力(パワー) 90%  
速度(スピード)10%
DPI    1000

加工物の上面にレンズを移動して、焦点を正確に合せます。焦点がズレた物の加工は、必ず失敗しますので、注意が必要です。
彎曲した物、でこぼこした物などは、試し加工が必要です。
軟らかいブラシと水でザーデックを洗い落として下さい。
レーザー加工中!
●完成!
一度加工したエッチングは取れませので、失敗しないように加工技術を鍛練して下さい。
もし、取れるようでしたらレーザー出力を低く加工したためです。
レーザー加工終了!
ご注意:
機械の故障、異常作動、サーデックの劣化などの原因で起きた加工物の失敗の保証は、いかなる場合でも致しませんのでご承知下さい。
加工表面に塗装がされたもの、アルマイト以外のアルミニュウム、銅、真鍮、未確認の金属種などの加工はできない事が多いです。
使用には成分、扱い方などの説明書(英文)を先ずお読み下さい。

サーデックは他にガラス、セラミック用、黒、赤、青があります